ファイナンシャルプランナーと呼ばれるFP資格のメリットは?タイプ別おすすめの級も紹介

FP

みなさんは”ファイナンシャルプランナー”という言葉を聞いたことはありますか?

お金の知識がたくさんあるというイメージのファイナンシャルプランナーですが、実際にファイナンシャルプランナーという資格があるわけではありません。

みなさんがFPと呼んでいる資格は「ファイナンシャル・プランニング技能士)」のことなのです。
よくFP2級とかFP3級とか聞きますよね。それがこの資格です。

このFP資格は非常に人気ですが、なぜここまで人気があるのでしょうか?
今回はFP資格取得のメリットと級(ランク)別のおすすめする人を紹介します。

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FP資格取得のメリット

FP資格の取得のメリットはたくさんありますが、大きく「仕事面」と「生活面」に分けることができると考えます。

それでは、仕事面、生活面それぞれのメリットについてみていきましょう。

仕事面

①:就職活動・転職活動に有利に働く

FP資格は転職・就職活動で有利に働くことが多いです。
FP資格は、金融業界や不動産業界に必要なだけでなく、どの企業でも必要な社会保険や税金の知識が身に付きます。

就職活動や転職活動で加点を得るには、一定の難易度があるFP2級以上は必要になるでしょう。
特にFP1級は難易度も高いことから、多くの企業でそれなりの評価を得れると思います。

②:営業でも事務でも知識が活きる

FP資格の知識は実際に就職をした後でも活躍する場面が多いです。

金融業界や不動産業界ではもちろん営業の場面で活躍することでしょう。お客さまに金融商品や不動産の営業をする際にはFPの知識は必須になります。
自社の商品のことだけでなく、他の業界の商品知識を持ち合わせていることでお客さまの信頼を得ることができます。

また、社会保険や税金の知識はどの企業でも必要になります。FP資格の勉強をすることで人事部門や経理部門で働く際には必要な知識を得ることができます。

事務部門で使用する知識であれば、3級レベルで構わないと思いますが、お客さま対応であれば1~2級の専門的な知識があるとよいでしょう。

③:独立や副業でも知識が活きる

もしみなさんが独立や副業を考えているのであれば、FP試験の知識は必要になります。
独立や副業をすれば売上げが発生します。確定申告をすることになりますので、そのために必要な知識や財務の知識を得ることができます。

生活面

①:家計管理に役立つ

FP試験にはライフプランニングという項目があります。
将来のライフイベントを想定し、自身の家計管理をするために必要な知識を身に付けることができます。

将来を見据えた家計管理をしたいと考えている方は、FP3級程度で構わないので勉強してみましょう。

②:株式や債券・不動産などの投資知識が付く

資産形成をするにあたっては投資の知識が必要になります。

FP試験では、株式や債券、不動産など様々投資商品の基礎知識を勉強することができるので、資産形成を考えている人はぜひFP3級を勉強してみてください。

③:相続の知識が付く

ご自身の親族が亡くなってしまった時、その時に必要になるのが相続の知識です。

「親はそんなにお金を持っていないから・・・」と考えていると、土地や建物の不動産や株式、生命保険など相続の対象になる資産を持っていて相続対策が必要なんてことはよくあります。

FPの勉強をすることで相続に関する知識を身に付けることができます。ご親戚に何かある前に相続対策をするのもよいでしょう。

FP資格の級別メリット・おすすめする人

FP3級(ファイナンシャルプランニング技能士3級)

生活面には非常にメリットの大きい資格です。
家計管理や投資の基礎知識であれば3級で十分な知識を身に付けることができます。

一方で就活や業務で活かしたいと考えている人にも少々効果が薄いと思われます。

難易度は比較的低い試験なので生活に関わる最低限の知識を身に付けたい人におすすめです。

FP2級(ファイナンシャルプランニング技能士2級)

生活面、仕事面ともに大きなメリットがある資格です

生活面においても将来の年金の計算であったり、税の計算、相続知識などは2級レベルの知識があると非常に役立ちます。
仕事面でも2級レベルの知識があることで、お客さま対応で活躍することができます。

難易度もそれなりにある資格なので、生活面だけでなく仕事でも活用したいと思っている人におすすめです。

FP1級(ファイナンシャルプランニング技能士1級)

一定の仕事面に大きなメリットがある資格です。

というのも一般的な企業ではあまり必要のない知識の深さが求められる知識ですが、金融業界や不動産業界で勤務されている人には大きなメリットを感じることができる資格です。
FP1級の知識があれば、お金に関するさまざまな相談に対応でき、さまざまな提案ができます。

一方で生活面においては、1級までの知識は専門的すぎてあまり必要ないかもしれません。

非常に試験の難易度も高く、金融業界や不動産業界で専門知識を要する顧客対応をされる人におすすめです。

まとめ:FPは生活から仕事までメリットの多い人気資格

いかがでしたでしょうか?

FPは生活面でも仕事面でもメリットの多い資格で、1級になると非常に専門的な仕事にも活きてくる資格ということが分かったのではないでしょうか。

FPの資格を取ったほうがいいのかな?FPの資格を受けたいけど何級を受ければいいのかな?
そういった悩みを持っていた人がFP資格に一歩足を踏み出すきっかけになればうれしいです。


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