FP1級は独学で合格できる?独学でFP1級を合格した私のテキストと勉強法を紹介!

FP1級教材一覧

こんにちは、でぃーです。

私は2020年にFP1級に合格したのですが、そのときは予備校や通信講座を受講することなく独学でテキストと問題集を使い、合格をすることができました。

そこで今回は、独学でFP1級を合格したときに使用していたテキスト・教材とその勉強方法を紹介します。

なお、ファイナンシャルプランナーに関することは、別記事でも紹介しています。

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使用したテキスト・教材(学科)

合格ターゲット1級FP技能士特訓テキスト[学科](きんざい)

FP1級試験を主催する金融財政事情研究会の関連会社である「株式会社きんざい」が出版する公式テキストです。
※2023年からは「ファイナンシャル・プランニング技能検定研究会」が出版

FP1級はテキストに記載していないことも頻出しますが、基本的にはこちらのテキストの内容を網羅すれば合格ラインには持っていけると思います。

1級FP技能士学科精選問題解説集(金融財政事情研究会)

FP1級試験を主催するFP1級試験を主催する金融財政事情研究会が監修している問題集です。
※2023年からは「ファイナンシャル・プランニング技能検定研究会」が出版

やはり主催団体が監修している問題集だけあって信頼感があります。過去問の中から重要な問題がピックアップされており、解説も充実しています。上記のテキストを組み合わせることで勉強効率がアップします。

合格トレーニング FP技能士1級(TAC出版)

問題をより多く解きたいという理由で追加購入した問題集。

この問題集の特徴は過去問の頻出問題を厳選しており、それぞれにわかりやすい解説がついている点です。また、FP1級の大きな分野分けの6分野だけでなくより詳細なセッション分けられており、非常に勉強が進めやすかったです。
各科目の最後には、「重要ポイントまとめ」として再重要論点をまとめたページもあります。

個人的には、1級FP技能士学科精選問題解説集よりもこちらの問題集のほうが解きやすく、知識が身についたと思います。

あてる TAC直前予想模試 FP技能士1級(TAC出版)

3回分の基礎、応用の模試が収録されており、自分の実力を図るには十分な模試になっています。
非常に過去問に近い出題がされており、実際に予想が的中することが多く信頼できる模試だと思います。

学科試験の勉強方法

①合格ターゲット1級FP技能士特訓テキスト[学科]を1周

まず初めにテキストを1周目を通します。

この時点では内容の理解や記憶を意識せず、軽く全体像をつかむ意味合いでサラッと読みます
後々復習をするので、あまり時間をかけず2週間程度で行うことが重要です。

②精選問題解説集を解く→テキストで確認(テキストの辞書化)

ここは、勉強の中で一番重要な工程です。

精選問題集を解きながら間違えや記憶があやふやな問題に関しては、テキストで記載している場所を必ず確認しました。
この時のポイントは問題集の解説のみで納得せずに、テキストに戻るという事です。

この工程を経ることでテキストのページを何度も見ることになるため、テキストのページ自体を文字だけでなく絵(図)として記憶することができます。

更に私はこの時にテキストに随時書き込みをすることを心がけていました。そうすることでテキストの内容が充実し、テキストを見ることですべてが解決するようなテキストの辞書化をすることができました。

③合格トレーニング FP技能士1級で分野ごとに苦手分野を繰り返す→テキストで確認

合格トレーニングは6分野がさらに分解されており、全部で50セッション以上に分けられています。
そのため、「不動産の中でも都市計画法や農地法が苦手だからその問題だけをやろう」ということが可能です。

一通り問題をやってきた中で自分が苦手だなと思うセッションが見えてきていたので、そこを重点的に合格トレーニングで繰り返しました。
その際もテキストの辞書化は忘れずに行ない、テキストの充実化を更に図ります。

④過去問・模試を試験時間通りに解く→テキストで確認

試験前1か月~2か月前をめどに模試や過去問を解き始めました。

過去問は問題集などで見てきた問題があったため点数の参考になりませんが、問題を時間内に解くという事を身に付けることができます。
さらに、模試を行うことで初見の問題でも慌てず時間内に解くことができる力を身に付けることができます。その際に6割が取れていれば自信にもなりました。

この時にも忘れてはいけないのは「テキストで確認」をするということ。模試の解説のみで満足せずテキストに戻って該当箇所を確認します。この時点で「●●のことはP200くらいに載っているな」とテキストから該当箇所を探す時間は短くなっているはずです。

使用したテキスト・教材(実技)

FP技能検定1級実技対策問題集(きんざい)

実技試験にあたって使用したテキストは、FP技能検定1級実技対策問題集です。
実技試験に使用するテキストはこれしかないというくらい、受験生の全員が使用しています。

内容としては、過去の実技試験での問題とその解答のヒントと模範解答が示されています。

実技試験の勉強方法

基本的には、「FP技能検定1級実技対策問題集」の繰り返しです。

各問いに対しては、必要なキーワードがあるのでそのキーワードをひねり出せるよう、繰り返し練習を行いました。
学科の知識だけで通過できる試験ではないですが、その知識をアウトプットする練習をすればそれほど難しい試験ではありません。

まとめ:難関の学科は繰り返しが重要

いかがでしたでしょうか。

FP1級に関しては、学科試験が合格率10%程度、実技試験が合格率85%程度ということで、圧倒的に学科試験の難易度が高くなっています。
もっとも、実技試験は学科を通過した人の中での85%なのでなんとも言えないところはありますが。

その学科試験の中で最も重要なのは「暗記」です。
特に学科試験の基礎分野では、重箱の隅をつついたような問題が数多く出題されます。
その問題に対応するには細かいところまで記憶するための繰り返しが重要になってきます。

私がFP1級を合格できたのも、2つも問題集と模試を購入し、繰り返し問題に向き合ったからだと思っています。

ぜひ今後FP1級の受験をされる方は、繰り返しの重要性を理解したうえで試験勉強に臨んでほしいと思います。

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