こんにちは、でぃーです。
先日、中小企業診断士2次試験の結果が発表されましたね。
私が合格したのは2年前ですが、今でも当時のことを鮮明に覚えています。
本当に辛かったからなあ…
こんな私ですが、実は中小企業診断士の試験をストレートで合格しているんです(ドヤァ
今回は中小企業診断士の試験勉強に使った教材、かかった時間や勉強方法などをお伝えします。
中小企業診断士を受験される方の対策の助けになれば幸いです。
1次試験
1次試験の勉強時間・期間
1次試験の勉強期間は1月~7月の約7か月になります。
合計勉強時間は約300時間でテキスト系の読み込みなどの基礎に200時間、問題演習と復習が100時間程度でした。
勉強時間に関しては、詳細を別記事で紹介していますのでコチラの記事も参考にしてください。
1次試験に使用した教材
1次試験に使用した教材は、「診断士ゼミナール」と「一発合格まとめシート」です。
<診断士ゼミナール>
株式会社レボが運営している中小企業診断士のオンライン講座。
1次試験~2次試験まで網羅したプレミアムパックでも約60,000円で受講可能。
<一発合格まとめシート>
中小企業診断士1次試験を545点でストレート合格をしたノウハウが詰まったテキスト。
要点をまとめた図解ノート(まとめシート)により、効率よい勉強が可能。
1次試験の勉強法
まずは、診断士ゼミナールの講義動画を1周し、問題演習を繰り返しながら知識の定着を図りました。
そして、勉強をしている中で、1次試験は、理解系の科目と暗記系の科目という2分類にすることができると感じました。
・理解系科目:財務・会計、経済学・経済政策、運営管理
・暗記系科目:企業経営理論、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策
診断士ゼミナールは動画での解説が非常にわかりやすく、理解系の科目を身に付けるには非常に優れていると感じ、問題演習をしている中でも解説動画を復習しながら更なる知識の定着を行いました。
勉強初期~中期ごろは、理解系の科目(特に財務・会計、経済学・経済政策)に重点を置き、問題を解きながら「なぜこのような答えになるのか」という過程を分析、追求しました。
一方、暗記系の科目(特に情報システム)は、診断士ゼミナールの解説で理解をしつつも暗記が非常に難しく、理解しながら勉強する事を放棄し暗記をすることに軌道修正をしました。
その際に使用したのが一発合格まとめシートで、一発合格まとめシートの語呂合わせや図解を覚え、特に苦手であった情報システム系の暗記事項に関しては単語帳を作成しました。
これが良かったかはわかりませんが、時間がない中で戦略的に1次をクリアするという点では功を奏した気がします。
2次試験
2次試験の勉強時間・期間
私が受験したときは7月に1次試験があり、10月に2次試験があるという3か月以上2次試験の勉強をする期間がありました。
そのため、1次試験前に2次試験の勉強をすることは全くせず、7月の1次試験が終わってから初めて2次試験の概要を知ることになりました。
勉強期間は3か月間で、勉強時間は約200時間。
動画などの基礎を学ぶのは10~20時間で、それ以外の時間はすべて問題演習と解説動画を見て復習をする時間に充てていました。
2次試験に使用した教材
2次試験に使用した教材は診断士ゼミナール、「ふぞろいな合格答案データブック」、LECの「金城順之介の過去問総ざらい道場」、「事例Ⅳの全知識&全ノウハウ」です。
<ふぞろいな合格答案データブック>
診断士受験生の間では「ふぞろい」の名称で親しまれる教材。
過去の中小企業企業診断士受験生が有志で団体を作り、本試験の再現答案と実際の点数から加算点数要素を分析した過去問題解説教材。
<金城順之介の過去問総ざらい道場>
LECの講師金城先生が2次試験の過去問を平成10年代のものから解説する動画教材。
模範解答を示すものではなく、各問いに対して「どのようなアプローチをすべきか」という「思考力醸成」を図る講義。
<事例Ⅳの全知識&全ノウハウ>
診断士受験生の間では「全知全能(ゼンチゼンノウ)」の名称で親しまれる教材。
事例Ⅳに特化した過去問解説教材で、過去問の重要度をA,B,Cの3段階に分け、重要度の高い問題を中心に詳細まで分析、解説をしている。
2次試験の勉強法
2次試験の勉強を診断士ゼミナールで始めたのですが、全く解答の流れがわからず1か月以上無駄にしてしまっていました。
そんなとき、たまたまYouTubeでLECの金城先生が過去問を解説している動画を発見し、
「なんだこのわかりやすい解説は」と、衝撃を受けました。
解説動画が20年分収録されている教材がLECで販売されていると知り、すぐに課金しました。
それが、「金城順之介の過去問総ざらい道場」です。
金城順之介の過去問総ざらい道場は、解答の方向性を身に付けるのに非常に優れており、事例Ⅰ~事例Ⅲは、この総ざらい道場の知識のみで合格点を勝ち取りました。
事例Ⅳに関しては、完全に反復した者勝ちの様相だったので、過去問を解いてはゼンチゼンノウの解説で復習をするという勉強スタイルを貫きました。
事例を解いた後は、必ず「ふぞろい」で自己採点を行い、必要なキーワードを抑えるとともに、自分の苦手な事例や自分の苦手なパターンを分析。そして、「総ざらい」と「ゼンチゼンノウ」で理解をするパターン化された勉強方法でした。
まとめ:私がおすすめする学習方法と科目ごとのターゲット点数
ここまで、中小企業診断士試験の勉強方法をお伝えさせていただきました。
一度診断士の試験を受けて合格した私が考える、おすすめの勉強法は下記のとおりです。
予備校で勉強したい、独学で勉強したい、それぞれの考え方があると思いますが、少しでも参考にしていただければと思います。
中小企業診断士の試験は、100点を取るべき試験ではなく、全教科で6割を取れればよい試験です。
そのため、それぞれの科目ごとのターゲット点数を定めて勉強をすることをおすすめします。
正直言って、足切りの40点を切らなければ手を抜く科目があってもいいという事です。
最後に私が受験生時代に決めていた、各科目のターゲット点数を表にまとめています。
もしよければ参考にしてみてください。
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