こんにちは、でぃーです。
車を持たない家族が増えていますが、現代で自動車を保有している家族は非常に多いです。
車を持っていれば基本的に加入するのが自動車保険。その自動車保険業界では、CMで多くのネット保険会社（ダイレクト損保）がPRをして、自動車保険といえば〇〇といったような印象を抱いている人も多いのではないでしょうか。
しかし、私は自動車保険こそネット保険ではなく大手損保会社をおすすめします。
そこで今回は、私が自動車保険で大手保険会社をおすすめする理由を５点紹介します。
自動車保険で大手損保会社をおすすめする理由
理由①：自動車保険の通販の占率は未だ１割未満
CMや広告などで自動車保険業界の中心にあるように思えるネット自動車保険。しかし、実際には自動車保険全体の中で１割にも達していないのが現状です。2020年時点では、自動車保険全体の8%程度の占率となっており、業界にネット自動車保険が普及してから勢力を大きくはできていません。
ネット自動車保険の中心であったアメリカンホームダイレクトは16年に一度撤退を余儀なくされていますし、そんぽ24は2019年にセゾン損害保険に合併されました。
生き抜くのが厳しいネット自動車保険業界。これからもどのような再編が行われるかわかりませんし、先行きが不透明な業界に保険を任せるのは少々不安が残ります。
理由②：事故対応を行う拠点数やスタッフ数が圧倒的に異なる
自動車保険で一番重要になるのが事故対応です。保険料が一番重要と答える人もいますが、保険料がいくら安くでも事故対応がしっかりしていなければそもそも自動車保険に加入する意味がありません。
大手の損害保険会社では全国数百か所に事故対応サポート拠点があり、万が一の際には大勢のスタッフや弁護士が対応をしてくれます。最大の損害保険会社東京海上日動では、全国250拠点以上に、1万名以上のスタッフ、500名以上の弁護士が控えています。
一方、ネット損害保険会社は、多い企業で2,30のサポート拠点となっており、どこまで手厚いサポートをしてもらえるかわかりません。
理由③：インターネット割引は翌年以降割増の可能性
ネット自動車保険でよく耳にする「インターネット割引」。この「インターネット割引」は単純に割引をしているだけではなく、からくりがある保険会社もあるので要注意です。
インターネット割引によって１年目の保険料は非常に安くなることが多いネット自動車保険ですが、２年目以降、保険料が本来の水準よりも若干高く設定され、数年にわたり１年目のインターネット割引代を回収されているという事もありえます。
実際には詳細はわかりませんが、２年目以降保険料の上昇い違和感を感じたら大手損保会社の自動車保険を検討する価値はあると思います。
理由④：特約の充実度が異なる
大手損害保険は、自動車保険に付帯できる特約が充実しています。
例えば、日常賠償責任補償特約。これは日常の生活の中で他人やモノに損害を与えてしまい、賠償責任が発生した際補償が発生する特約です。自転車で人を轢いてしまったときにも使える特約です。
この特約の上限が大手損保会社では補償金額を無制限に設定されているのが多いのに対し、ネット自動車保険では３億円が上限の保険が多いです。人やモノに与える賠償は、数億に達するケースも多いため、無制限で付加したほうがよいでしょう。
また、事故時や日常生活での弁護士費用を補償する「弁護士費用特約」は大手損保会社では付帯できる場合が多いですが、ネット損害保険では付帯できない場合が多いです。
理由⑤：ドライブレコーダー対応している通販はごくわずか
煽り運転や高齢者の事故が多発している現代において、ドライブレコーダーは欠かせません。損害保険会社ではドライブレコーダー付自動車保険が普及してきています。
ドライブレコーダーをご自身で購入して設置している人も多いと思いますが、自動車保険とセットで設置することにより、事故などの衝撃を検知し、すぐにオペレーターから連絡が来るような仕組みになっています。
大手損保会社ではほとんどの企業がドライブレコーダー付の自動車保険を販売しておりますが、ネット自動車保険では2023年現在１社のみしかドライブレコーダー付自動車保険を販売していません。人員がそこまで充実していないこともあり、オペレーター対応などができないことからドライブレコーダー付の自動車保険はなかなか販売できないのかもしれません。
まとめ：安心・安全を最優先で考えるなら大手で自動車保険を
ここまで自動車保険を大手損害保険会社で加入するべき理由を紹介しました。
ここに記載の内容はあくまでも私の主観が入っており、どの損保会社にも言える話ではないのであくまでも参考程度でお願いします。
私はこれらの理由から（他の損害保険はさておき）、自動車保険に関しては大手損害保険会社をおすすめします。自動車事故はどんなに注意していても起こりうるものですし、事故時の責任の大きさは計り知れません。
そのような保険に関しては、多少保険料が高額になろうとも安心と思える損害保険会社で契約することをおすすめします。
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